準動詞・受動態

to + 動詞、動詞ing、受動態(〜される)。動詞をいろんな形で使い回す技

この分野で覚えること

どの単元から?

不定詞「to + 動詞」 — 1つの形で3つの意味

8個のマイクロ単元で、to + 動詞 の使い方が分かる

不定詞って何?

to + 動詞の原形 の形のことを「不定詞」と呼ぶ。
例:to play, to eat, to go
この形が、文の中でいろんな働きをする — それが面白いところ。
中学では3つの使い方を覚える。

ステップ 1

① 名詞用法「〜すること」

to + V で「〜すること」という意味になる
  1. 🔊 聞く
    I like to play tennis. アイライクトゥプレイテニスahy LAHYK too PLAY TEN-is = テニスをすることが好き。
    I want to eat sushi. = お寿司を食べたい(食べることがほしい)。
    To study English is fun. = 英語を勉強することは楽しい。
  2. 📌 ルール
    to + 動詞「○○すること」という名詞として使う。
    よく使う型:
    • like to ___ = 〜することが好き
    • want to ___ = 〜したい
    • try to ___ = 〜しようとする
    • need to ___ = 〜する必要がある
    • start to ___ = 〜し始める
  3. ✍ 使ってみる
    I want to be a doctor. = 医者になりたい
    She likes to read books. = 彼女は本を読むのが好き
vbl-1-q1 "I want to ___ ." で1文作れたら⭕
ステップ 2

② 副詞用法「〜するために」(目的)

to + V で目的を表せる
  1. 🔊 聞く
    I went to the park to play tennis. = テニスをするために公園に行った。
    I study English to talk with foreigners. = 外国人と話すために英語を勉強する。
  2. 📌 ルール
    文のうしろに to + 動詞 をつけると「〜するために」という目的が言える。
    「なぜ?」「何のために?」に答えるのが副詞用法。
    in order to ___ と書くともっと明確に「〜のために」になる(同じ意味)。
vbl-1-q2 "I ___ to ___ ." で目的を表す文が作れたら⭕
ステップ 3

③ 副詞用法「〜して」(感情の原因)

感情の理由を to + V で言える
  1. 🔊 聞く
    I am happy to see you. = あなたに会えて嬉しい。
    She was surprised to hear the news. = 彼女はその知らせを聞いて驚いた。
    I am glad to help you. = 喜んで手伝うよ。
  2. 📌 ルール
    感情の言葉 + to + 動詞 で「〜して(〜のせいで)感情になる」を表す。
    よく使う感情:happy, sad, glad, surprised, sorry, excited, angry
vbl-1-q3 "I am happy to ___ ." で1文作れたら⭕
ステップ 4

④ 形容詞用法「〜するための/〜すべき」

名詞のうしろに to + V をつけて名詞を説明する
  1. 🔊 聞く
    I have a book to read. = 私は読む(べき)本を持っている。
    I want something to drink. = 何か飲み物がほしい(飲むためのもの)。
    It's time to go. = 行く時間だ(出発のための時間)。
  2. 📌 ルール
    名詞 + to + 動詞 で名詞を後ろから説明する。
    日本語と語順が逆:「読む本」「飲むもの」が、英語では「book to read」「something to drink」。
    名詞のすぐ後ろに to + V を置く形を覚える。
vbl-1-q4 "a book to read" のような名詞句が作れたら⭕
ステップ 5 — まとめ

3用法を一覧で見渡す

同じ "to + V" が3つの意味を持つことを納得する
用法意味音声
① 名詞〜することI like to play.
② 副詞(目的)〜するためにI came to see you.
② 副詞(感情)〜してI'm glad to see you.
③ 形容詞〜するための/〜すべきa book to read

見分け方のコツ

動詞のうしろにある → ①(want to / like to)
文末や動詞のあとで「なぜ/どうして」を表す → ②
名詞のうしろにくっついてる → ④

vbl-1-q5 3用法の違いが分かったら⭕

📚 シャッフル練習:不定詞 3用法(7問)

日本語を見て、紙に英語を書いてから答えで確認。

  1. vbl-1-q6 英訳:私はピアノを弾くのが好きです。
    I like to play the piano. または I like playing the piano.(① 名詞用法)
  2. vbl-1-q7 入試頻出 英訳:彼女は医者になりたい。
    She wants to be a doctor.(want to + 原形・be は become でも可)
  3. vbl-1-q8 英訳:私は彼に会えて嬉しい。
    I'm glad to see him. または I'm happy to meet him.(③ 感情 + to)
  4. vbl-1-q9 英訳:私は読む本を持っている。
    I have a book to read.(④ 形容詞用法・名詞 + to + V)
  5. vbl-1-q10 入試頻出 英訳:彼は何か飲むものがほしい。
    He wants something to drink.(something + to + V)
  6. vbl-1-q11 英訳:私は英語を勉強するために学校へ行く。
    I go to school to study English.(② 目的)
  7. vbl-1-q12 英訳:もう寝る時間だ。
    It's time to go to bed. または It's time to sleep.(time + to + V)
Unit 1 ここまで 記録待ち 📊 苦手マップを見る
不定詞 to + V のコアが見えた。
次の Unit 2 では「動詞ing が名詞になる」(動名詞)。to + V と意味が似てるけど、ニュアンスが違う。

次はどこ行く?

「動詞ing」が名詞になる(動名詞)

5マイクロ単元で、動詞ing を「〜すること」として使える

不定詞 to + V と何が違う?

どちらも「〜すること」を表すけど、使える動詞や場面が違う。
to + V(不定詞):これから何かをする感じ
動詞 + ing(動名詞):すでにやっていること、続いていること

ステップ 1

動詞ing を「〜すること」として使う

"I like playing tennis." で動名詞を使える
  1. 🔊 聞く
    I like playing tennis. = 私はテニスをすることが好き。
    She enjoys reading books. = 彼女は本を読むのを楽しむ。
    Swimming is fun. = 泳ぐことは楽しい。
  2. 📌 ルール
    動詞 + ing を「〜すること」という名詞として使う。
    現在進行形 (be + ing) とは違う:be動詞がなければ動名詞。
    文の主語にもなれる:Reading is important.(読むことは大事)。
vbl-2-q1 "I like ___ing." で1文作れたら⭕
ステップ 2

動名詞だけを取る動詞・不定詞だけを取る動詞

enjoy / finish / stop は動名詞、want / hope / decide は不定詞
動詞後ろの形音声
enjoy(楽しむ)動詞ing のみI enjoy swimming.
finish(終える)動詞ing のみI finished eating.
stop(やめる)動詞ing のみShe stopped crying.
want(ほしい)to + V のみI want to go.
hope(願う)to + V のみI hope to see you.
decide(決める)to + V のみShe decided to go.
like / love / start両方OKI like to play / playing.

暗記が必要

動詞ごとに「どっちを取るか」のルールは決まってる。例文セットで覚えると忘れにくい。

vbl-2-q2 enjoy + ing と want to の使い分けが分かったら⭕
ステップ 3

前置詞の後ろは必ず 動名詞

前置詞 (in, of, at, for, about) の後は動詞ing

前置詞の後ろに動詞を置きたい時は、動詞ing にする。to + V は使えない。

表現音声
be good at ___ingShe is good at singing.
be interested in ___ingI'm interested in playing soccer.
Thank you for ___ingThank you for coming.
How about ___ing?How about going to the park?
vbl-2-q3 "Thank you for ___ing." を作れたら⭕

📚 シャッフル練習:動名詞(7問)

enjoy / finish / stop は動名詞、want / hope は不定詞。前置詞のあとも動名詞。

  1. vbl-2-q4 英訳:私は本を読むのを楽しむ。
    I enjoy reading books.(enjoy は動名詞のみ)
  2. vbl-2-q5 入試頻出 英訳:彼女は歌うのが上手です。
    She is good at singing.(前置詞 at + 動名詞)
  3. vbl-2-q6 英訳:来てくれてありがとう。
    Thank you for coming.(for + 動名詞)
  4. vbl-2-q7 英訳:公園に行くのはどう?
    How about going to the park?(about + 動名詞)
  5. vbl-2-q8 英訳:彼は5分前に泣きやんだ。
    He stopped crying 5 minutes ago.(stop は動名詞のみ)
  6. vbl-2-q9 入試頻出 英訳:私の趣味は本を読むことです。
    My hobby is reading books.(動名詞は主語・補語にもなる)
  7. vbl-2-q10 英訳:泳ぐことは楽しい。
    Swimming is fun.(動名詞が主語)
Unit 2 ここまで 記録待ち 📊 苦手マップ

次はどこ行く?

📚 整理 Step 8.5(中2)— 不定詞・動名詞のあとに一息

不定詞 vs 動名詞 — 動詞のあとに置けるのはどっち?

不定詞(to + V)と動名詞(V + ing)はどちらも「〜すること」と訳せる。 でも、動詞によって どっちを取るかが決まっている。これは 暗記しかない パートだけど、 パターンを覚えれば 8 割は対応できる。

① パターン早見表

パターン動詞の例例文
不定詞だけ取るwant / hope / decide / promise / plan / wishI want to go. (× I want going)
動名詞だけ取るenjoy / finish / stop / mind / give up / practiceI enjoy singing. (× I enjoy to sing)
両方 OK(意味同じ)like / love / start / begin / hateI like to play. = I like playing.
両方 OK(意味違う)remember / forget / try / stopI stopped smoking.(タバコをやめた)
I stopped to smoke.(タバコを吸うために立ち止まった)
前置詞のあとは動名詞のみgood at / interested in / about / forI'm good at singing. (× to sing)

💜 ハートで感じる

不定詞(to + V)は「これからするイメージ」
動名詞(V + ing)は「すでにしている/過去から続いているイメージ」
・want to go = まだ行ってない、これから行きたい
・enjoy going = すでに行っている、その行為を楽しんでいる
意味の重なる動詞(like / love / start)は両方 OK だが、入試では指定の形を使う。

名詞を飾る ing と ed(分詞)

4マイクロ単元で、動詞ing と 過去分詞 が名詞を後ろから説明できる

分詞は「動詞を形容詞のように使う」技

現在分詞(動詞ing):「〜している」名詞を飾る
過去分詞:「〜された」名詞を飾る
例:a running boy(走っている男の子)/a broken window(割れた窓)

ステップ 1

現在分詞「〜している」

動詞ing で名詞を後ろから飾れる
  1. 🔊 聞く
    Look at the running boy. = 走っている男の子を見て(短い修飾は前から)。
    The girl playing tennis is my sister. = テニスをしている女の子は私の妹(長い修飾は後ろから)。
  2. 📌 ルール
    動詞ing が名詞を修飾すると「〜している○○」になる。
    1語だけなら名詞の前:a sleeping baby
    2語以上なら名詞の後ろ:the boy running over there
vbl-3-q1 "a sleeping baby" の構造が分かったら⭕
ステップ 2

過去分詞「〜された」

過去分詞で「〜された名詞」を表せる
  1. 🔊 聞く
    a broken window = 割れた窓(誰かに割られた窓)
    a used car = 中古車(使われた車)
    a book written in English = 英語で書かれた本
  2. 📌 ルール
    過去分詞(broken / used / written)が名詞を修飾すると「〜された○○」になる。
    不規則動詞の3つ目の形を覚えておく必要がある(→不規則動詞一覧)。
vbl-3-q2 "a broken window" の構造が分かったら⭕

📚 シャッフル練習:分詞(8問)

1語なら名詞の前、2語以上なら名詞の後ろ。

  1. vbl-3-q3 英訳:眠っている赤ちゃん
    a sleeping baby(現在分詞・1語 → 名詞の前)
  2. vbl-3-q4 入試頻出 英訳:割れた窓
    a broken window(過去分詞・1語 → 名詞の前。break → broken)
  3. vbl-3-q5 英訳:公園で遊んでいる男の子は私の弟です。
    The boy playing in the park is my brother.(2語以上 → 名詞の後ろ)
  4. vbl-3-q6 英訳:英語で書かれた本
    a book written in English(過去分詞 + in 〜 → 名詞の後ろ)
  5. vbl-3-q7 英訳:中古車を1台買った。
    I bought a used car.(過去分詞 used「使われた」)
  6. vbl-3-q8 入試頻出 英訳:あそこに立っている男性は私の父です。
    The man standing over there is my father.(現在分詞 + over there)
  7. vbl-3-q9 英訳:日本で作られた車
    a car made in Japan(過去分詞 + in 〜)
  8. vbl-3-q10 英訳:踊っている女の子を見て。
    Look at the dancing girl.(1語 → 名詞の前)
Unit 3 ここまで 記録待ち 📊 苦手マップ

「○○ される」が言える(受動態)

5マイクロ単元で、be + 過去分詞 で受動態が作れる

能動態 vs 受動態

能動態:「ケンが窓を割った」(誰がやったか主役)
受動態:「窓が割られた」(やられたものが主役)
英語では be動詞 + 過去分詞 で受動態を作る。

ステップ 1

be動詞 + 過去分詞 で「〜される」

"This is read by many people." の形が分かる
  1. 🔊 聞く(能動と受動を比べる)
    Many people read this book. = 多くの人がこの本を読む(能動)。
    This book is read by many people. = この本は多くの人に読まれている(受動)。
    English is spoken here. = ここでは英語が話されている。
  2. 📌 ルール
    主語 + be動詞 + 過去分詞 + by ○○(by 以下は省略OK)
    This book
    is
    read
    by many people.
    be動詞は主語に合わせる(is/are/was/were)。過去分詞は不規則動詞は要暗記。
vbl-4-q1 "This is ___ed by ○○." の形が作れたら⭕
ステップ 2

過去・否定・疑問

be動詞の活用で過去・否定・疑問を作る
場面音声
現在This book is read.
過去This book was read.
否定This book isn't read.
疑問Is this book read?

be動詞 Unit と同じパターン

be動詞のルール(否定は not、疑問は前に出す)がそのまま使える。受動態は「be動詞文」と思えばラク

vbl-4-q2 過去・否定・疑問が作れたら⭕
ステップ 3

よく出る受動態の表現

表現意味音声
be made of ___〜でできている(材料)
be made from ___〜から作られる(原料変化)
be known to ___〜に知られている
be covered with ___〜で覆われている
be interested in ___〜に興味がある
vbl-4-q3 "I am interested in ___ ." で1文作れたら⭕

📚 シャッフル練習:受動態(9問)

be動詞 + 過去分詞。be動詞は主語と時制に合わせる。

  1. vbl-4-q4 英訳:この本は多くの人に読まれている。
    This book is read by many people.(read の発音は /red/)
  2. vbl-4-q5 入試頻出 英訳:英語は世界中で話されている。
    English is spoken all over the world.(speak → spoken)
  3. vbl-4-q6 英訳:その手紙は昨日書かれた。
    The letter was written yesterday.(過去の受動態 was + 過去分詞)
  4. vbl-4-q7 英訳:この机は木でできている。
    This desk is made of wood.(材料・見た目で分かる → of)
  5. vbl-4-q8 英訳:彼はみんなに知られている。
    He is known to everyone.(be known to)
  6. vbl-4-q9 入試頻出 英訳:山は雪で覆われている。
    The mountain is covered with snow.(be covered with)
  7. vbl-4-q10 英訳:私は音楽に興味があります。
    I am interested in music.(be interested in)
  8. vbl-4-q11 英訳:この絵はピカソによって描かれた。
    This picture was painted by Picasso.(過去の受動態 + by)
  9. vbl-4-q12 入試頻出 英訳:この建物は2000年に建てられた。
    This building was built in 2000.(build → built)
Unit 4 ここまで 記録待ち 📊 苦手マップ

2つの目的語を持つ動詞(SVOO / SVOC)

3マイクロ単元で、give / show / call / make のような特殊な文型を理解する

ステップ 1

SVOO「○○ に △△ をあげる」

give / show / send などで「誰に何を」が言える
  1. 🔊 聞く
    She gave me a book. = 彼女は私に本をくれた。
    He showed us his photo. = 彼は私たちに写真を見せた。
  2. 📌 ルール
    主語 + 動詞 + 人 + 物(人が先・物が後)
    She
    gave
    me
    a book.
    SVOO 動詞:give / show / send / teach / tell / buy
vbl-5-q1 "He gave me ___ ." で1文作れたら⭕
ステップ 2

SVOC「○○ を △△ と呼ぶ」

call / make / name のような「○○ を △△ と」が言える
  1. 🔊 聞く
    We call him Ken. = 私たちは彼をケンと呼ぶ。
    The news made me happy. = そのニュースは私を幸せにした。
  2. 📌 ルール
    主語 + 動詞 + 目的語 + 補語(目的語=補語の関係)
    We
    call
    him
    Ken.
    「彼 = ケン」「私 = 幸せ」の関係に注目。
vbl-5-q2 "They call me ___ ." で自分のニックネームを言えたら⭕

📚 シャッフル練習:SVOO / SVOC(8問)

SVOO は「人 → 物」の順。SVOC は「目的語 = 補語」の関係。

  1. vbl-5-q3 英訳:彼女は私に本をくれた。
    She gave me a book.(SVOO・gave + 人 + 物)
  2. vbl-5-q4 入試頻出 英訳:彼は私たちに写真を見せた。
    He showed us his photo.(showed + 人 + 物)
  3. vbl-5-q5 英訳:先生は私たちに英語を教えてくれる。
    The teacher teaches us English.(teach + 人 + 物)
  4. vbl-5-q6 英訳:私は彼に手紙を送った。
    I sent him a letter.(send → sent + 人 + 物)
  5. vbl-5-q7 入試頻出 英訳:私たちは彼をケンと呼ぶ。
    We call him Ken.(SVOC・him = Ken)
  6. vbl-5-q8 英訳:そのニュースは私を幸せにした。
    The news made me happy.(make + 目的語 + 形容詞)
  7. vbl-5-q9 英訳:彼らは赤ちゃんを Lisa と名付けた。
    They named the baby Lisa.(name + 目的語 + 名前)
  8. vbl-5-q10 英訳:この映画は私を悲しくさせる。
    This movie makes me sad.(make + 目的語 + 形容詞)
Unit 5 ここまで 記録待ち 📊 苦手マップ
準動詞・受動態 完了!
不定詞・動名詞・分詞・受動態・SVOO/SVOC — 中学英語の動詞の応用技をぜんぶ覚えた。
次は 比較・関係詞・仮定法。文を膨らませる最後の技。

次はどこ行く?